礼拝メモ

2009年1月1日   あらゆる点において成長し‥キリストに達する
エペソ4章11〜16節

2009年 元旦礼拝
・・はじめに・・
米国のサブプライムローン問題を発端に昨年末急速に拡大した世界の金融危機は、多くの 企業を破綻に追い込み、株価の暴落をもたらし、1930年代の世界恐慌の再来といわれて いる。その影響として、弱者が容赦なく貧困に追いやられている。お金には、マモン(強欲 な神、お金の神)となることの危険性がある。
またこの地上では、どんなに巨大な富や経済力や権力であっても、必ず終わりが来ること を歴史は教えている。主イエスは、「自分の宝を地上にたくわえるのはやめなさい。・‥自分 の宝は、天にたくわえなさい。…あなたの宝のあるところに、あなたの心もあ菌からです。」 (マタイ6:19〜21)と語られた。人々は天に宝を増やすことにより、地上で富を分か ち合って生きていくことができるのだ。宝や富をどこに蓄えるべきかの価値観の転換が、今、 迫られているのではないだろうか。

【1】 霊的成長(11〜13節)
パウロははっきりと、キリストが教会に様々な賜物を与えてくださったことを述べている。 それらの賜物は身分的なものではなく、キリストがそれらを必要とされ、意図され、教会の 特別な務めとして立てられた。ここに、教役者が立てられた理由がある。彼らは牧者として 聖徒を育て養い、霊的成長をはかる責任がある。
教会の目標は、キリストのからだを建て上げることであり、聖徒たちを信仰の一致と御子 に関する知識の一致をもって、キリストの盈清に到達させることである。ここにクリスチャ ンの霊的成長があり、信仰の成熟がある。しかもそれは、聖書に示される御子キリストとの 生ける交わりを通して与えられる。そしてこのキリストとの生ける交わりには、キリストの 内住による、イエス・キリストを人格的に知る知識が必要である。こうしてキリスト教会は 成長し、「平和のきずなで縮まれて御霊の一致を保つJ(エペソ4:3)ことができる。

【2】 愛による成長(14〜16節)
この世は悪魔(サタン)の支配下にある悪の世であり、「悪巧みや、人を欺く悪賢い策略」 が横行しているため、成人していない子供のような者は、すぐにだまされてしまう。消極的・ 否定的には、信仰が成長せず、子供のようであれば、誤ったさまざまな「教えの風に吹き回 されたり、波にもてあそばれたりすること」になりかねない。
15節の積極的・肯定的な御言葉を読もう。アーメン。私たちは「愛をもって真理を語る」 ことによって、成長する。「愛をもって真理を語る」とは、もちろん、愛をもって「真理を 行なう」「真実にふるまう」ことである。人を救う福音の真理は、愛なしに存立しない。愛 と真凰ま両立し、キリストのうちにのみ共存している.私たちが間違った教えに惑わされな いためには、愛と真理に堅く立っことである。
教会こそは、福音の愛と真理をこの世の人々に向かって高くかかげ、それを宣べ伝える使 命を持っている群れである。そのためには、教会を構成するクリスチャンひとりひとりが、 「あらゆる点において成長し」ていかねばならない。からだである教会全体が成長していく と、かしらであるキリス=こ達する。似た者とされていくわけである。そして教会全体は、 教会員ひとりひとりのそれぞれに応じたふさわしい輝きと連係によって結び合わされ、成長 し、愛によって建て上げられていくのである。
<結び>
@ 私たちの成長は、キリストに満ちあふれることにある。
A 私たちの成長は、キリストに満ちた教会員と結び合うことにある。