『深みに漕ぎ出して網をおろしなさい』
−聖化と成長の年−
【聖句】
『泥みに漕ぎ出して、綱をおろして息をとりなさい。』
『先生。私たちは夜通し働きましたが何一つ取れませんでした。
でもおことばどおり、網をおろしてみましょう。』(ルカ5:4〜5)
総員礼拝・聖餐式の聖日を迎えました。(*なお今日は総選挙の日です。
一市民・国民として、国のため祈り適切に行動する事が大切です)個人にも教会にも、秋
の霊的結実と、残る今年4カ月の霊的備えの時となりますよう祈ります。
御言葉として、ルカ5章前半=ガリラヤの漁師の召命記事に心を向けます。
一晩中働いたのに、一匹も魚が捕れなかったその朝、彼らは、主の語りかけ・霊的お取り
扱いを受け、全面的に主に従う幸いな生涯に踏み出しました。この箇所から、
私たちは御声を聴きましょう。
【1】主の語りかけ−
『深みに漕ぎ出して網をおろし魚をとりなさい』これは命令というより、
弟子へのチャレンジでした。
<厳粛なチャンジです>
漁師の無結実・無収穫の実態をご承知の上で、「深みに」と主は言われました。
私たちにも、その霊的貧困・乏しい結実の実態をご存知の御方が、語られるのです。
<恵みのチャレンジです>
貧困な実態と失意と絶望のまっただ中にいる弟子に、
主は、新たに機会を与えられました。どんなに乏しい状
態や失敗の状況にあっても、主は、私たちにも語られま
す、『もう一度、私を信じて立ち上がりなさい』と。
<信仰・信頼へのチャレンジです>
湖を熟知していた漁師たちが、夜通し働いての不漁に
もかかわらず、非常識に思える、再度の出漁をあえて語
られました。主を本気で主と信頼し、御言葉に従う心が
あるかと、私たちにも同様に問いかけておられます。
<行動・実践へのチャレンジ>
「深みに」乗り出せとは、ただ悔やみ、考え込むのでな
く、決意して、立ち上がれという、主の促しです。
【2】私たちの応答−
<まず素直・真実な告白が、大切です>
「何一つ捕れませんでした」=恥も、プライドも、
言い訳も、自己憐憫も捨て、自分たちは、本当に乏しいと
いう弟子たちの正直な告白が、主の御業の始まりでした。
<信仰の応答が、カギとなります>
漁師への再度の出漁をとのお言葉は、疲れきっている
こと、湖を熟知している者の一晩中の労があったこと
漁に全く無縁な御方からの指示など、不可解・不適切と
思えるものでした。しかし弟子たちは、「でも、お言葉
どおりに」と応答したのです。私たちも今朝、告白しま
しょう、「…です。でも、お言葉通りに」と。
<踏み出すこと、行動の応答が、求められます>
彼らは「深みに」乗り出す励ましに応じたとき、驚く
ような結果を得、次の祝福の展開を経験しました。私た
ちも「深み」に踏み出し、漕ぎ出す朝でありますように。
今年も残り4カ月、今年の標語と聖句のように、霊的
・内的面で、教会の営みや伝道・宣教面で、主の栄光のた
め、成長を見る時となりますよう心から祈り願います。
教会も、お互いも『お言葉どおり、深みに漕ぎ出す』朝で
あり、聖餐式もまた、その表明となりますよう祈ります。